乳頭温泉郷鶴の湯・妙乃湯立ち寄り湯|混雑回避で金曜日に堪能

乳頭温泉鶴の湯入口の門 東北

秋田県乳頭温泉郷の「鶴の湯」「妙乃湯」の日帰り入浴記です。おしゃれで小綺麗な女性に人気の妙乃湯、秘湯といえばここといわれるほどの乳頭温泉の象徴である鶴の湯。人気の乳頭温泉のその中でも大人気で土日は入場制限がかかるほどなので金曜日に行きました。混雑度合いやアクセスの注意点などを含めて紹介します。

冬の間からずっと行きたいと思いつつ実現しなかった大人気の乳頭温泉郷に先日ようやく行くことができました。
ただし、数週間前からの計画では泊ることはできず、立ち寄り湯での訪問になります。
以下アプローチから、対照的な二つの温泉に実際に訪れての体験をレポートします。

鉛温泉から乳頭温泉郷へのアクセス

南花巻温泉郷の鉛温泉から乳頭温泉郷に向かいました。豊沢川を上流に進み、雫石にでる県道があるので、下道で行こうと思って走り出したところ、豊沢湖付近の冬季通行止めは5月中旬まででまだ通れないとのこと。案外遅いのですね。遠回りになりますが東北自動車道経由で盛岡ICで降りて、乳頭温泉に向かいます。
ここからは国道46号線をメインに1時間10分走らねばなりません。途中に仙岩峠が立ちはだかっていますが、二けた国道なのでよく整備されて運転はそれほど苦にならない程度です。

乳頭温泉郷おしゃれで女性に人気の妙乃湯

妙乃湯は県道194号線沿いにありアクセス良好です。雑誌やテレビなどでもたくさん紹介されている超絶人気宿です。

まずは妙乃湯。日帰り入浴の受付は10:30からなのですが、10分ほど前に着きました。金曜日というのにびっくりなことにすでに、10人くらい待っているよう。さすがの人気です。

乳頭温泉妙乃湯全景

こちらが建物全景。小綺麗で瀟洒な建物で特に女性に人気の宿です。いつだったかのNHKの温泉番組で女将さんがそういう宿を目指しているとのことでした。

乳頭温泉妙乃湯ロビー

時間には余裕があり、受付開始のタイミングで行ってしまうと脱衣所が混雑すると思い。少し周辺を散歩して10分ほど遅らせていきました。受付も小規模な高級旅館の雰囲気です。

乳頭温泉妙乃湯お風呂入り口

建物は新しくて規模は大きくないのですが、内部や入り組んでいて迷路のよう。「突き当たって左に曲がってその後右に行くとお風呂」という指示通りに行って入口にたどり着きます。
お風呂内部の画像はありませんので下記公式サイトからご覧ください。
【公式】妙乃湯温泉紹介ページ

金の湯と銀の湯:妙乃湯の温泉

「金の湯」「銀の湯」という二つの自家源泉があります。「金の湯」は酸性の褐色の濁り湯でいかにも鉄分を含んでいるお湯。源泉温度は80℃以上あり浴槽の温度も高めです。「銀の湯」は無色透明の中性単純温泉。源泉温度は30℃とのことで加温していますが、浴槽の温度もぬるめなので長く入っていられます。
内湯と、混浴の露天風呂のゾーンがあり内湯には誰もいませんでした。露天風呂は川沿いの見晴らしがよく確かに長居できそう。飲み物などを持ち込んでいかにも居座る体制の人もいました。
一番人気は露天の「金の湯」のようでしたが、少し空いているぬるめの「銀の湯」で主に過ごして小一時間堪能しました。

妙乃湯まとめ

妙乃湯の主な項目を諸元表にまとめます。

立ち寄り湯諸元表
項目 内容 コメント
泉質 金の湯:硫酸塩温泉(pH2.5)茶褐色、源泉温度56.2℃
銀の湯:単純温泉(pH6.5)無色透明、源泉温度37.2℃
源泉は二つ、金の湯はいかにも鉄分がありそうな茶褐色の温泉、銀の湯は無色透明で鉱泉のため加温
お風呂の種類 女湯/男湯/混浴エリアに分かれ男女エリアは夜8時に入れ替え制 男女別双方のお風呂から混浴エリアに行けます
混浴はタオル巻きOK
料金 大人 1,000円/小学生以下 500円 貸切風呂もあり、1時間3,300円(予約制)
※2026年4月時点の日帰り入浴料金
受付時間 10:30~14:00
人気宿ということもあり短め
開始時間めがけて待っている人もいるので12時ころが少し空いてきてお勧め
アクセス 秋田方面から1時間40分
岩手側盛岡ICから1時間10分
県道沿いにあるので運転は楽
こんな人におすすめ 全般に小綺麗でおしゃれなので女性向きで実際に多く見かける
秘湯感と快適さの両方を求める方

超絶人気ということで混雑しない時間を狙ったほうがいいですね。公式サイトには土日には入場制限をするとの記載もあります。人気の露天風呂エリアは金曜日でもかなり埋まっていました。
とはいえ、泉質もキレイな建物も申し分なく特に女性に人気というのもうなずけます。

乳頭温泉郷の象徴、一番人気の鶴の湯

続いて向かったのは乳頭温泉の象徴鶴の湯。ほかの宿からは少し離れた位置にあり、いつもすごく混んでいるので敬遠していましたが、今回は時間があるので久々にチャレンジしました。金曜日でしたがお昼時で比較的すいていた時間のはずです。やっぱりここが秘湯の決定版という印象です。

鶴の湯へのアプローチ

田沢湖方面に5分ほど戻り、県道から私道のような道をまた5分ほど走ります。後半はダートになり道は悪く、意外なところに段差があり車が跳ねてレンタカーが心配になりました。

乳頭温泉鶴の湯入口の門

広い駐車場にとめて入口のこの門?でまずは撮影。皆さん撮っています。

乳頭温泉鶴の湯本陣

左に連なる茅葺屋根の建物が本陣で囲炉裏のあるお部屋は人気No.1。残念ながらどんな時期でも一人では泊れそうにありません。

乳頭温泉鶴の湯ロビー

受付が分かりにくいのですが奥の建屋で700円を払います。こちらのロビー?も趣深いです。

多彩な温泉とお風呂:鶴の湯の温泉

日帰り入浴では源泉の異なる4つのお風呂が小川を挟んだ逆側にあります。こちらが「黒湯」「白湯」内湯の入り口。

乳頭温泉鶴の湯お風呂入り口

ここから右に視線を向けると混浴露天風呂があります。女性専用露天風呂もあるのでご安心を。この内湯の左側に入り口があります。結構広くていいらしいです。
真っ先に露天風呂と思ったのですが、脱衣所が混雑していて出直しました。金曜日のお昼でこの状況です。やっぱり土曜日にしないでよかった。
先に内湯に入ったのですが、こじんまりとした「黒湯」が気に入りました。ただ二人が精いっぱいの広さなので、次々に人が来るので長居はできなかったです。
4つの泉質は若干違いますが、基本はほぼ中性の濁り湯硫黄泉。ただ濁っているだけではなく「黒湯」は天候によって黒っぽく見え、「白湯」は光の加減で青白くみえるので、名の付く通り少しずつ色が違います。
詳細は公式サイトをご確認ください。

【公式】鶴の湯温泉紹介ページ

こんな按配で4つのお風呂をめぐりました。快晴のとても気持ちいい日だったので、ベンチに腰掛けてコーヒーを飲みながらのんびり、都合一時間くらい過ごして、後にしました。

鶴の湯まとめ

続いて鶴の湯の主要項目を諸元表にまとめます。

立ち寄り湯諸元表
項目 内容 コメント
泉質 白湯、黒湯、中の湯、滝の湯の四つの源泉
いずれもpH6.5~7.0で源泉温度45℃~58℃
四つの源泉の泉質は大きい差はなくいずれも乳白色の濁り湯
もちろん源泉かけ流し
お風呂の種類 黒湯・白湯:男女別の内湯
混浴露天とアプローチにある男女別の中の湯
女性専用露天
混浴露天はタオルNGも中の湯から乳白色の濁り湯に沈みながら行けるよう工夫があり、混浴のハードルは比較的低い
料金 700円 これだけの人気なのに低価格で据え置き
※2026年4月時点の日帰り入浴料金
受付時間 10:00~15:00
人気宿ということもあり短め
開始時間には行列ができる
今回のような昼時がお勧め
アクセス 秋田方面から1時間40分
岩手側盛岡ICから1時間10分
県道の入り口から細道を3km走る必要あり
道幅狭く交通量も多いので要注意
最後はダートでこれも注意
こんな人におすすめ 本物の秘湯を体感したい方
乳白色のにごり湯と本物の温泉を求める人

アプローチや混雑は一般的には減点材料かもしれません。しかしそれでも超絶人気を維持できる圧倒的な秘湯感と良質な源泉かけ流しの白濁にごり湯を楽しめます。サウナやジャグジーといった最新の設備とは縁のない秘湯宿ですが、この宿を求めている人のなんと多いことかと痛感させられました。

乳頭温泉郷妙乃湯・鶴の湯をはしごしてのまとめ

まずは金曜日に行ったことは大正解。翌日も日帰りで黒湯温泉と蟹場温泉にいったのですが、鶴の湯の入り口を曲がっていく車がたくさんでした。また妙乃湯のまえには人だかりを目撃しました。
おしゃれな妙乃湯、ザ・秘湯の鶴の湯という対照的な二つの温泉を充分に楽しむことができた一日でした。それでも混雑はしていたので、どちらの温泉ももっとゆっくり浸かりたい、正直簡単ではありませんが、あわよくば独泉したいという欲望にかられてしまいました。

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