山形県一回りの旅の最終日、鶴岡に宿泊後は新潟県村上の街歩きを楽しみました。村上は鮭の街でおいしい海の幸を味わい、鮭の資料館を見学。その後は、新津の鉄道資料館を見学して上越新幹線で東京に戻りました。
羽越本線の鈍行で村上へ
まずは鶴岡から村上まで行くのですが、7時台の鈍行を選択しました。
特急で行ってもいいのですが、新幹線も自由席で急ぐ必要もなく、景色のいい区間なのでのんびりゆっくり行くことにしました。
鶴岡から村上までは海がよく見えるところに線路が敷かれていて、存分に日本海の景色を楽しむことができます。
あつみ温泉では17分停車します。水分がなかったので駅構内の自販機でお茶を購入。最近は特急でも車内販売がないので、こんな長時間停車もありがたいです。長い貨物列車に追い越された後に発車しました。北前船からの伝統か日本海側羽越本線は貨物列車が多くて、鈍行よりも優位にあるようですね。
二時間で村上に到着。見どころも多くて飽きることもない楽しい汽車旅でした。
村上ではレンタサイクルで街歩き?
村上到着後はまず駅前の観光案内所に立ち寄りレンタサイクルを借りました。歩くとかなり距離がありバスも便数が少なく不便なので、このような街では自転車で回るのが一番。幸い雨も降らず気温も高すぎずで楽しいサイクリングになりました。身分証明書の提示など手続きはありますが500円で日中営業時間内で借りられます。
鮭の博物館「イヨボヤ会館」を見学
まず訪れたのが歴史ある鮭の博物館「イヨボヤ会館」。
村上の方言で鮭のことを「イヨボヤ」というそうです。「鮭文化」に関する様々な展示がありお客さんも沢山いました。
生態観察室とミニふ化場や村上での鮭をメインとした漁業の歴史など、展示は見どころがたくさんです。見学には小一時間を費やしました。
面白いものも沢山あります。上の写真は「鮭ジャケット」。鮭の皮でジャケットまで作ってしまうのですね。こういうのを作る鮭に狂った人を「サーモンフリーク」というのだそう。
鮭の遡上する三面川の分流側面をガラス越しに見られる施設もあり、秋には野生の親鮭が群れを成して泳ぐところもみられるそうです。
岩ガキと「はらこ」の贅沢ランチ
そうしているうちにお昼のいい時間です。市街地中心街でランチを頂くことにします。
AIが岩ガキを食べられると教えてくれたので「うおや塩引館」に向かいます。ガラスケースに並べられた生の岩ガキをその場のテーブルですぐ食べさせてもらえます。選んだのがこちらで1000円の大きな岩ガキ。これはたまらん。
それとは別にちゃんとしたお昼も、同じところが経営しているすぐにある食堂「一鰭」でいただきます。イクラのことを村上では「はらこ」というそう。それが食べたいということで「華」というメニューをお願いしました。「はらこ」は新鮮でプリプリでめっちゃ美味しかったのですが、それ以外の甘エビや煮凝りなどもおいしく大満足でした。これで1950円というのも安い。
村上市郷土資料館・おしゃぎり会館を見学
村上では最後に郷土資料館を見学しました。
こちらは村上大祭で使われる高さ5mにもなる山車が展示されています。村上ではこれを「おしゃぎり」と呼ぶそうで、こちらは「おしゃぎり会館」という別名があります。
二階には一般的な村上の歴史と郷土資料が展示されています。江戸時代の村上藩は目まぐるしく藩主が変わっているので、比較的長い期間治めていた内藤家の資料が多かったです。
隣接する武家屋敷「若林家住宅」と「村上歴史文化館」も共通券で入場できるので見学しました。ここら辺まで来るともう満腹で流す程度になってしまいましたが、下の写真の村上歴史文化館は擬洋風建築の情緒ある建物で印象に残っています。
村上は面白かったし美味しかったし最高でした。昼過ぎに駅に戻り自転車を返却して新潟方面に向かいます。
新津鉄道資料館に立ち寄り帰宅
まだ午後に早い時間なので東京に戻ってしまうのはもったいなく、新津によって鉄道資料館を見学しようと思います。バスで行こうとしたのですが土日は運休だそうで、駅前のサテライト「あ!キハ」で自転車を借りました。この日はどうしたことか、自転車と縁があります。
新津は鉄道の街で一時期は市民の4人に1人が鉄道関係者だったそう。まずは往年の上越新幹線200系と蒸気機関車がお出迎え。
特に鉄道の歴史はどこでも面白かったのですが、懐かしいものがたくさんあり目を見張ります。こちらの、切符の自販機。子供のころよく目にしたわけですが、何十年ぶりかに出会ったという印象。
もう一つ非常に印象に残っているのが、新潟県内の廃線の展示。特に蒲原鉄道はすでに村松から五泉までの短い距離になってしまった後の五泉駅で見かけたことがあり、在りし日の電車を思い出してセンチメンタルになりました。
こちらも小一時間見学して新津駅に戻り、電車で新潟まで向かいます。上越新幹線は自由席なのですが新潟からなので好きな時間の「とき」に乗ることにします。
新潟といえば米ということで、最後に爆弾おにぎりとお味噌汁を買って新幹線の中で食べました。といっても沢山は食べられないので「小爆弾おにぎり」。昆布の具入りと海苔だけの二つを買いましたが、米を味わうにはやはり海苔だけのほうがよかったかな。いずれもおいしく頂きました。
この日のまとめ
村上街歩きから東京に戻るまでのこの日の行程をまとめます。
- 羽越本線で海の景色を存分に味わう汽車旅を楽しむ
- 村上での街歩きは鮭を学び味わう
- 新津鉄道資料館は懐かしい展示物がたくさん
村上の街の楽しさは特筆に値します。鮭については博物館も面白かったし「はらこ」もおいしかった。また、鮭だけでなく岩ガキなどそのほかの海の幸も堪能していい思い出になっています。なかなか行きづらい位置ではありますがまた再訪したいと考えています。


















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