肘折温泉で湯治気分を楽しみ鶴岡を街歩き|ぐるっと山形ひとり旅その1

致道博物館旧西田川役所 東北

先日は山形県を一回りするひとり旅に出ました。初日に肘折温泉に宿泊し湯治街の雰囲気を楽しみ、二日目は最上川の眺めを汽車旅で堪能して、鶴岡での街歩きを楽しんだところまでを投稿します。

午後半休をいただき肘折温泉へ

金曜日に午後半休を頂き、まずは山形新幹線で新庄へ。

つばさ新庄駅

久々の新庄駅に到着です。調べてみるとちょうど一年ぶりでした。ミニ新幹線となる区間の福島から新庄までが二時間近くかかるので長くは感じます。
この日の宿は肘折温泉の西本屋旅館で、駅前のバス停から大蔵村営バスで一時間ほどかかります。この日は移動だけになります。

肘折温泉西本屋旅館宿泊記|湯治宿の雰囲気を存分に楽しめる宿

肘折温泉での宿泊については別に記事を投稿していますので上記リンクからご覧ください。温泉街全体が湯治宿の雰囲気を色濃く残していて感銘を受けました。アクセスは必ずしも良くありませんがまた行きたい温泉街です。

最上川の眺めを楽しみ鶴岡まで汽車旅

翌日は同じく大蔵村営バスで新庄駅まで引き返し、昼前の陸羽西線余目行に乗車します。

陸羽西線最上川の景色

陸羽西線に乗るのは多分三回目。最上川の雄大な流れを存分に眺めることのできる景色のいい路線で、余目までの小一時間はあっという間です。あまりいい写真は撮れませんでしたが…

陸羽西線列車

一時期水害で代行バスでの運行になっていたのですが、廃線にならずに鉄道にまた乗れて本当に良かった。やはりバスに乗っての道路からの景色とでは趣が異なります。

鶴岡街歩き

余目から羽越本線の鈍行に乗り換えて少し乗って鶴岡に到着。駅からすぐのこの日宿泊のホテルに荷物を置いて街歩きに出かけます。

ランチに麦きり

鶴岡の中心部は駅から離れているのでバスにのります。バスの中でAIにランチの場所を教えてもらいました。

鶴岡麦きり

鶴岡といえば麦きりということで、東京庵というお店で「麦きりかもざる」を頂きました。
冷や麦より太く、うどんより細い。なめらかでのど越しがよく鴨肉ともよく合っておいしく頂き、気分を良くしてお店を出ました。

見どころ多い致道博物館を見学

この日の第一目標の致道博物館までは東京庵から徒歩10分ほど。

致道博物館入口

庄内藩の藩校が致道館という名前であることは知っていたので、その藩校や庄内藩の歴史を学べるところと思っていました。これは誤解で、江戸時代の民家や明治時代の擬洋風建築の建物など、鶴岡の歴史を凝縮した博物館で非常に見どころの多いところでした。入館料は1000円、この規模なら安いものです。

致道博物館旧渋谷家住宅

まず見学したのが旧渋谷家住宅。湯殿山山麓旧朝日村の豪雪地帯の江戸時代に建てられた民家です。合掌造りで有名な白川郷にも通じるところがある多層階の民家です。明治時代はやはり二階三階で養蚕の作業場となっていたそう。田麦俣という土地にはこのような多層階の建物が多数残っていたのですが、昭和後期に急速に姿を消したため移築したとのことです。たくさん残っていたら白川郷のような観光名所になっていたのかもしれません。
ここから、「民具の蔵」「旧庄内藩主御隠殿」など興味深い施設がたくさん。後があるので、もったいない気もしますが、ある程度流して見学します。

致道博物館旧西田川役所

続いてコメントしたいのが旧西田川郡役所。明治初期に初代県令三島通庸の命で建てられた擬洋風建築です。三島というと「鬼県令」と呼ばれた強引なことをする人で印象はよくないのですが、こうして建築物として今の世に残っていることは評価しなければいけないか。

致道博物館鶴岡警察庁舎

こちらがもう一つ擬洋風建築の旧鶴岡警察署庁舎。同様に三島通庸が明治新政府の威容をあらわすべく建築したとのこと。
各々建物の内部にも解説があり、庄内藩、鶴岡氏の民俗・歴史・生活といった様々な視点で充実した展示があり、一時間以上過ごしました。

三度目の藤沢周平記念館と致道館

続いて訪れたのは5分ほど歩いた旧庄内藩の藩校致道館。

致道館

こちらは入場無料です。講堂ほか19世紀初めの建物が残されて、内部の庄内藩関連の展示も面白い。縁側に座布団があり、座ってのんびりしているご夫婦もいていい雰囲気です。
その後鶴ヶ丘城跡の鶴岡公園内に入って、庄内神社にお参りした後、この日の最大の目的地藤沢周平記念館に向かいます。

鶴岡藤沢周平記念館

館内は撮影禁止なので入り口だけ。ここはもう三回目なのですが、藤沢周平さんは一番好きな作家さんなので何度でも来たいくらいです。
執筆していた書斎の再現や、いくつかの作品の中に登場する架空の「海坂藩」についての展示をお気に入りの作品を思い浮かべながら、しみじみと見学しました。江戸時代の人々の暮らしや考え方をまるでつい最近のことのように描写して、その想像力には感服して尊敬の念を抱いています。
一角にある図書コーナーがあり、座って関連図書を読みふけりました。ここまでにかなり歩いたので休憩ついでにちょうど良く、前回も確かかなりの時間をこのコーナーで過ごしたような覚えがあります。ほかにもお二人お客さんがいてファンにはうれしいスポットです。

これで鶴岡で行きたいところは終了です。ここからは駅まで頑張って歩こうと思います。30分弱ですが、この時期にしては気温も低めで、知らない街を歩くのはやはり楽しいです。

居酒屋で夕食を食べてホテルルートイン鶴岡駅前に宿泊

この日の宿のルートイン鶴岡駅前に戻りチェックイン。

ルートイン鶴岡駅ま

夕食はAIが教えてくれた居酒屋。人気のお店のようでしたが5時前だったので、予約しないでも一人で入れました。

鶴岡居酒屋ビールとお通し

ビールとお通し。鶴岡の街を存分に楽しめて一人祝杯といったところでしょうか。あまり飲めないのでビールはこの一杯だけですが、焼き鳥と出汁茶漬けの軽めの夕食ですがとても美味しかったです。

鶴岡居酒屋出汁茶漬け

あとはホテルに戻りだらだらします。ルートインは大浴場があるのが本当にうれしいです。

鶴岡までののまとめ

初日二日目の肘折温泉から鶴岡までの行程をまとめます

  • 肘折温泉は評判通りの温泉街の雰囲気が最高
  • 陸羽西線に乗り最上川の景色を楽しむ
  • 致道博物館に藤沢周平記念館と何度でも行きたい街鶴岡

念願の肘折温泉と鶴岡の街を堪能した充実したひとり旅の前半になりました。関西からは行きづらいところなので東京での単身赴任生活中に行くことができて本当に良かったです。

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