秋田県鹿角市八幡平の山頂近くにあるふけの湯の日帰り入浴記を投稿します。地獄地帯に散在するワイルドな野天風呂には白濁した硫黄泉がなみなみと注がれています。野趣あふれる雰囲気がお好みの方に特におすすめしたいです。
同じ八幡平の藤七温泉や松川温泉峡雲荘に宿泊した際に、毎度のように立ち寄り湯でお世話になっています。今度はいつか宿泊で行きたいと考えています。
野天風呂と館内のお風呂で少し異なる泉質
館内に成分表が掲示されているのですが、野天風呂と館内のお風呂では源泉が異なります。
敷地内にはご覧のような地獄地帯が広がっていて、あちこちから白煙が上がっているので取ろうと思えばいくらでも源泉になりそう。
成分表によると野天風呂は単純硫黄温泉(硫化硫黄型)でpH.4.6の源泉温度86.2℃。館内は単純温泉のpH3.2の源泉温度89.0℃でこちらのほうが酸性度は強い。いずれも白濁湯で硫黄臭はそこそこあります。野天のほうが湯の花や濁り度合いが強い様の思えるのですが、成分表に寄れば遊離硫化水素の量が多いのでそれが反映されているのかと思います。もちろん源泉掛け流し。
地獄地帯の野天風呂と館内の内湯・露天風呂
前述の通りこの宿のには敷地内に広がる野天風呂と、館内のお風呂の二つのエリアに分かれています。以前、立ち寄り湯で館内の露天風呂に入っていたら、一緒に入っていたどうも宿の御主人らしき方から、「この宿の売りは野天風呂ですから是非あとで入ってみてください」とお勧めされました。
男女別と混浴の野天風呂
こちらが野天風呂の入り口で、ここから100mほど降りて行った先の地獄地帯に男女別と混浴の露天風呂があります。
こちらの囲われているところが男性用の露天風呂です。混浴のほうが眺めが断然いいのでここにはあまり入ったことがないです。
逆側の50mほど先に混浴と女性用の露天風呂があるのですが、写真を撮るのは自重しています。公式HPにもあまりいい写真がないので楽天トラベルのページのリンクを載せておきます。
ちなみにこちらは以前あった女湯の残骸。
以前食堂でランチを食べていたら他のお客さんにおかみさんが話していたのを聞いたのですが、2025年から2026年の冬に雪害で崩壊してしまったそうです。新たに女湯をしたてると数百万円かかるそうなので、混浴の浴槽ひとつを囲って女湯にしたとのことでした。
館内の男女別内湯と露天風呂
館内にも内湯と露天風呂があります。野天風呂は天気の悪い日や夜間は入れないのでこちらを利用することになります。
こちらが入口。右手前の青い暖簾が男性用露天風呂で、奥の青い暖簾は男性用内湯。間の赤い暖簾は女性用の内湯と露天風呂です。なぜか男湯が女湯を挟み込む形になっていて、男性は露天風呂から内湯に行く際は服を着て移動する必要があります。
露天風呂からの眺めは野天風呂を含む地獄地帯が高い位置から八幡平の山々含めた展望を楽しめます。木々など遮るものがないので、夜天気が良ければ満天の星空も楽しめそう。シャワーや洗い場があるのは館内の内湯だけなので体や頭を洗うのは内湯で済ませましょう。
館内と食事
建屋は下記写真の通りで相応の年季の入った建物ですが、よく掃除されていていい感じです。
右奥のほうに前述した館内の男女別内湯・露天風呂はあります。この位置だけに雪害が厳しく、建物の奥では足場が組まれて補修作業が行われていました。
入ってすぐにフロントがあるのですが、その奥には簡単な売店があります。ここの野天風呂は湯あみ着OKということで、「ふけの湯オリジナル湯あみ着」は3000円で販売していました。このお値段だと再利用したくなると思うのですが、成分の濃い温泉に浸った湯あみ着を持って帰るのも厳しそう。
館内の食堂はランチも営業していて、一度利用したことがあります。
頂いたのは焼肉セット。八幡平ポークの焼肉にお米は鹿角産の「あきたこまち」を使っていて美味しかったです。
宿泊したことはないので部屋や夕食がどうなのかがきになるところではあります。夕食はおかみさんが手掛けた「蒸ノ湯式薬膳料理」なるもので、地産地消の食材をふんだんに使ったヘルシーな和食創作料理とのことなので、一度是非宿泊したいと思っています。
アクセスは基本車で東北道ICから40分~50分
八幡平山頂近くの見返峠やレストハウスから秋田側に8kmほど降りてきた位置にあります。東北自動車道で秋田側からだと鹿角八幡平IC、岩手側からでは松尾八幡平ICからともに40分~50分かかります。八幡平アスピーテラインを走ることになるので宿近くはかなりの山道になりますが、道幅は充分でそこまで運転に心配することはありません。時期により交通量が多く、バイクや特に自転車で頑張っている人がいるのでその点は注意が必要かも。
公共交通機関では羽後交通の路線バスがあったのですが、いまは休止中。NPOが運航している予約制の「ドラゴン号」というのもあるのですが、やや現実的ではないかも。
ふけの湯温泉まとめ
ふけの湯温泉での立ち寄り湯をまず諸元表でまとめます。
| 立ち寄り湯諸元表 | ||
|---|---|---|
| 項目 | 内容 | コメント |
| 泉質 | 野天:単純硫黄温泉(pH4.6)源泉温度86.2℃ 館内:単純硫黄温泉(pH3.2)源泉温度89.0℃ |
源泉掛け流しで源泉はほかにもあるらしい ともに硫黄系の白濁したお湯で酸性のお湯もピリピリするほどではない |
| お風呂の種類 | 野天風呂(混浴・男女別) 館内内湯・露天風呂(男女別) |
野天風呂は地獄地帯の中に点在 |
| 料金 | 中学生以上700円・小学生400円 | ※2026年7月時点の日帰り入浴料金 |
| 受付時間/期間 | 10:00~15:00 | 営業期間:4月下旬 〜 11月上旬 |
| アクセス | 秋田側鹿角八幡平IC・岩手側松尾八幡平ICからともに40分~50分 | 八幡平山頂に近い位置で終盤は山道も走りやすい道 |
| こんな人におすすめ | 開放感のある野天風呂を求めている方 源泉掛け流しの泉質にこだわる方 |
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宿泊はいつもすぐ近くの藤七温泉を選んでしまいますが、いつか立ち寄りではなく宿泊で行きたいです。食事は山の幸をふんだんに使った「ふけの湯式薬膳料理」で評判高いです。


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