青森県青森市の酸ヶ湯温泉の宿泊記を投稿します。300年以上の歴史ある湯治場で、約160畳の広さがある混浴の内湯ヒバ千人風呂がとても有名な温泉です。名前の通りお湯は強い酸性で万病に効くといわれています。伝統的な温泉に触れたい方、本格的な温泉の効果を求めている方におすすめです。
東京に単身赴任中は毎年のように行っているのですが、先日再訪したので最新情報からの宿泊記をご覧ください。
効能の高い泉質と名物のお風呂
源泉は五つあり、お風呂は混浴の広大な内湯「ヒバ千人風呂」と男女別の内湯「玉の湯」があります。
強酸性の五つの源泉
いずれも酸性硫黄泉でpHは1.7程度の強酸性。普通の鉄などの金属は溶ける水素イオン濃度です。源泉温度は45℃から50℃程度で、お風呂に注がれるお湯はもちろん源泉掛け流しです。
酸性度が強いので、キズがあるとしみます。以前アトピーが少し悪いときに行った時があるのですが、とてもしみるのであまり入る気がしなかったこともあります。子供や肌の弱い方はまずは短時間試してみたほうがいいでしょう。
有名なヒバ千人風呂
約160畳・260平方メートルの広大な内湯です。天井は5mほど高く日本でも最大の内湯といっていいでしょう。
こちらが入り口。脱衣所からお風呂へのドアを開けば柱のない広大なお風呂を見下ろしてびっくりするかもしれません。主なお風呂は以下の二つで、いずれも二十人は楽に入れそうな広さです。
・四分六分の湯
・熱の湯
名前で誤解しそうですが「熱の湯」のほうが少しぬるく長く入りやすいです。「こっちのほうがぬるいやん」という声がちらほら聞こえます。
混浴ですが、衝立に囲われた女性エリアもあり、「四分六分の湯」と「熱の湯」にも男女領域が設定されています。湯浴み着可で500円でレンタルもしているので女性もかなり多いです。ご夫婦で男女領域の境目で一緒に入っている姿もよく見られます。
その他にかけ湯用の「冷の湯」と打たせ湯の「湯滝」もあるのですが、すべてが源泉の違うという贅沢な構成になっています。
今回は土曜日に宿泊しましたが、夕方5時ころは非常に混雑していて、男性エリアの浴槽のヘリは満員状態で出直したりしました。
男女別の玉の湯
千人風呂だけではなく男女別の内湯「玉の湯」もあります。
こちらが男湯の入口ですが、女湯は館内のかなり遠いところにあります。千人風呂は洗い場などはないのですが、こちらにはシャワーや洗剤が用意されていて、男湯は洗い場が6つほどあります。こちらも混んでいるので、体や頭を洗う時は時間を見計らったほうがいいかも。
温泉内部の画像などは以下の公式サイトをご覧ください。
【公式】酸ヶ湯温泉旅館
湯治プランでも充分な食事
プランを見る限りではすべて二食付きで、今回は湯治プランでの食事になります。旅館部での予約はもっと豪華な食事になるそうですが、湯治食でも充分なので今後も湯治プランにお世話になろうと思っています。
夕食
夕食は会場食で、自炊部宿泊客と旅館部は場所も内容も異なります。
今回はご覧のとおり。湯治食というのにウナギとは何とも贅沢。この日は当たりだったかも。専門店の味を求めては酷ですが充分な味です。今年は一度もウナギを食べていなかったのでこれはうれしい。
こちらがメニューで、入り口付近に掲載されています。美味しかったものでもなんだかわからないことも多いのでこれはありがたいですね。
以前ここで食べた鯖の塩焼が脂がのっていて信じられないほど美味しく、酸ヶ湯温泉では湯治食で充分と思ってしまっています。
朝食
翌朝の朝食はバイキングで以下のような選択。
6:45から会場オープンなのですが、いつも待ち構えて列ができています。朝早く山に登る人なども多いからでしょうか?7時過ぎにチェックアウトする人も多いように思います。
館内
今回泊ったのは自炊棟の八畳の部屋。いつもは六畳の部屋が多いですが、今回は八畳しか空いていませんでした。いつも満室で予約は取りづらいです。
アメニティはフェイスタオル・バスタオルと歯磨きセット。浴衣と羽織も無料です。布団は自分で敷きます。テレビはBSが入ってくれるのがうれしい。wifiも完備ですが、夜の皆さんが使う時間はスピードが低下する傾向があります。
一応自炊の設備は整っています。ただし、サイトを見る限りではすべて二食付きのプランなので、必要性は薄くなっているのかもしれません。
こちらが「御鷹々々サロン」で日帰り入浴の方の待合で使われることが多いです。もちろん宿泊者も利用可能でwifiの環境がよく、部屋でつながらない時などはこちらで使ったり、安楽椅子で読書などよく使います。
そのとなりに温泉療養相談所というところがあります。看護師の資格をもつ相談員が常駐していて相談に乗ってくれます。以前200円で「ストレスチェック」をしてくれるというので利用したのですが、30分くらいいろいろ四方山話で相談に乗ってくれました。隣にはもみほぐしのお店が営業しています。トレーニングマシーンは最近設置されたもので初めて見たものです。
売店も充実していて、お土産や部屋で食べるお菓子など何でもそろいます。今回は湯治棟設置の洗濯機を使ったのですが洗剤を買いました。
アクセス
公共交通機関では青森駅から1時間程度で結ぶ宿の送迎バスが一日二本でています。また十和田湖行のバスでもいけますが本数は多くないので時間に注意してください。車だと青森市内から40分から50分といったところです。真冬でも国道は除雪されていて酸ヶ湯温泉まで行くことはできるのですが、豪雪地帯なので運転にはくれぐれも注意してください。天気が悪くなければ大きな問題はないと思いますが、吹雪だと相当怖いでしょう。送迎バスに乗っていて事故を起こした車を見たこともあります。
まとめ
酸ヶ湯温泉の情報を諸元表にまとめました。
| 温泉宿諸元表 | ||
|---|---|---|
| 項目 | 内容 | コメント |
| 泉質 | 強酸性硫黄泉(pH1.7~2.0) 源泉温度45℃~50℃ |
白濁の硫黄臭かなりあり 肌の弱い人やキズにはしみるかも |
| お風呂の種類 | ヒバ千人風呂(混浴内湯) 玉の湯(男女別内湯) |
千人風呂は湯浴み着可 8:00~9:00/20:00~21:00は女性タイム |
| 今回の料金 | 16,500円(八畳間・二食付き) | 旅館部やリニューアルされた旅館棟など選択肢はたくさん ※2026年9月宿泊時の価格 |
| アクセス | 青森市内から車で40分から50分 青森駅から送迎バスで一時間 |
十和田湖行路線バスでも可 |
| こんな人におすすめ | 伝統的な湯治宿を楽しみたい方 本格的な温泉の効能を求めている方 |
|
酸ヶ湯温泉はとても有名で効能豊かですが、比較的低価格で宿泊できることもあり人気は高く予約も取りづらいです。東京での単身赴任中は毎年のように訪れていましたが、関西に戻ったいまではなかなか行けないかもしれません。ですが、青森に行く機会にはぜひまた宿泊したいと考えています。















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