細倉マインパークとくりでんミュージアムと須川温泉|夏休み湯治旅2026その4

細倉マインパーク坑道入口 東北

夏休み湯治ひとり旅の最終日の行程を投稿します。宮城県栗原市の細倉マインパークとくりでんミュージアムを見学して、締めは栗駒山ろくの須川高原温泉で立ち寄り湯を楽しみ、仙台空港から関西に戻りました。

細倉マインパークは見応え充分

この日まず向かうのは細倉マインパーク。1987年に閉山した細倉鉱山の坑道跡を利用したテーマパークです。細倉鉱山は主に鉛と亜鉛を産出した鉱山で、1200年の歴史があり最もにぎわっていた時期には周辺に一万人も住んでいたとのことです。

細倉マインパーク坑道入口

こちらが観光坑道の入り口。800m弱もありかなり長く本格的です。坑道に入ると身震いがしてテンションが上がるのですが、何かの病気かもしれない…坑内は15℃くらいしかありませんので、服装に注意が必要です。

細倉マインパーク事務所ジオラマ

お約束のジオラマもたくさんあるのですが、こちらの事務所のジオラマでは人形が動いたりしていてなかなか作りこまれている印象です。

細倉マインパーク発破展示

発破についてジオラマと詳しく解説がありました。いままで行った鉱山ではなかった解説で、これは勉強になる。その他、採掘法についての展示もあり子供だましではない施設です。一方、砂金掘りのコーナーもありご家族連れのお目当てはそちらかもしれません。

細倉マインパーク資料館入口

涼しい坑道を堪能した後は隣の建屋にある資料展示室を見学です。

細倉マインパーク資料館写真展

こちらもまた非常に見どころの多い施設です。寺崎英子さんという方が細倉鉱山とその周辺の写真展が圧巻。閉山すこし前から撮り続けた写真フィルム371本を亡くなる半年前に知人に託したものが写真集として出版されたものです。手帳に書かれていた「閉山なんていやだな」という言葉が胸に刺さります。

細倉マインパーク歴史展示

階上には細倉鉱山の歴史の展示があったのですが、ここまでくるともう満腹感がたまりませんでした。

細倉マインパーク全景

上の写真が施設の全景です。期待をしてきた細倉マインパークですが、期待以上に学ばせてもらいました。近くに来ることがあったら無料の資料館だけでもまた立ち寄ってもいいかもと思います。

くりでんミュージアムはよく整備された鉄道公園の資料館

細倉鉱山までは鉱石の輸送を目的とした鉄道が敷かれていました。その鉄道会社の本社が置かれていた旧若柳町の中心駅旧若柳駅周辺はくりはら田園鉄道公園として整備されています。正直閉山後は周辺住民が多いわけもなく、廃線必至というところですが、2007年まで存続したのも驚くべきことかもしれません。

くりでんミュージアム整備工場展示

木曜日の午前でしたが夏休み中とあって子供連れでにぎわっていました。入館するとまずは車両の整備工場を見学できます。廃止後の鉄道資料館では珍しいかと思います。

くりでんミュージアム歴史展示

続いて館内にもどり鉄道の歴史を学べます。細倉鉱山の現役時の賑やかな様子や、閉山後にはお金のかかる電化設備を排してディーゼルカーでの運行にして存続を図ったものの惜しまれつつ廃線になったとのこと。

くりでんミュージアム若柳駅舎

こちらが県道をはさんで逆側にある旧若柳駅舎。大正9年に建造された駅舎が保管されています。昭和レトロというよりもう大正レトロですね。待合室には現役時の時刻表などが残されていました。ここでは試乗会やレールバイクなどアトラクションもあり子供が喜びそう。

くりでんミュージアム入口

実は廃線前に岩手から仙台に出る際に一度乗ろうと計画していていました。直前になり億劫になり省略してしまったのですが、今となっては本当に悔やまれます。廃止から20年近く立っているのですが、車両も駅舎含めた施設も保存状態がよく好印象です。とはいえ、廃線廃駅跡ですから物悲しい気持ちをしっかり味わってこの地を後にしました。

須川高原温泉へ

折角岩手まで来て、このまま帰ってしまうのはもったいないということで、以前から気になっていた秋田との県境に近い栗駒山の頂上近くにある須川温泉に行こうと思います。
一ノ関駅近くのオリックスレンタカーに13時に返却予定で間に合わないのですが、電話をしたところ追加料金1320円で一時間延長できるとのこと。

須川高原温泉立ち寄り湯|エメラルドグリーンに輝く山上の露天風呂

須川高原温泉については別に記事を書きましたので上記リンクからご覧ください。露天風呂に20分ほどしか入れませんでしたが、来てよかったです。リーズナブルで一人泊もできるようなので、次は泊りで来ようと誓いました。

仙台空港から関西に帰宅

レンタカーは無事一時間延長して14時前に返却できました。あとは仙台空港に向かうのみです。
仙台までは高速バスと思っていたのですが、ちょうど14時発がいった直後で次は一時間後。ケチケチに鈍行にするかとも思ったのですが、面倒になり結局新幹線にしました。

一関ピザトースト

とはいえ、40分ほど時間があったのでエキナカの「Caffe ComeSta」でピザトーストのランチ。そういえばルートインの無料朝食以降、何も食べていませんでした。

一関カフェ

一ノ関駅構内のこのカフェ、居心地もよく、wifiも電源もあってすごくよかったです。奥にある駅そばもおいしいのですが、カフェもあるので一ノ関駅ではいくらでも時間が過ごせそうです。
仙台駅は乗り換えのみでまっすぐ空港に向かいました。あとはラウンジでまったりして暑い暑い関西に帰るだけです。

最終日のまとめ

  • 細倉マインパークは期待以上の面白さで再訪したい
  • くりでんミュージアムでまた廃線廃駅の哀愁を味わう
  • 須川高原温泉は無理していった甲斐あり、次は宿泊で
  • 一ノ関駅はカフェも駅そばもGOODで一時間くらいなら楽に過ごせる

遅めの飛行機にしたこともあり、一ノ関から宮城県栗原市周辺を充分に楽しむことができました。岩手県でも北部はよく行くのですがこの地域は縁が薄かったので、今回時間をかけることができて充実した最終日になりました。これで六泊七日の夏休み湯治旅も終了です。毎年楽しくて来年まで待ちきれないですね。

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