稚内・利尻富士の眺めと待望の生ウニ|北海道縦断ひとり旅【初日】

そびえたつ開基百年記念塔 北海道

一週間の永年勤続休暇で北海道を縦断するひとり旅、初日の行程を投稿します。金曜日は午後半休を頂き、13:20の便で稚内に向かいました。午前中まではあくせく仕事をしていたわけですが、午後は一転して北の果てという日常と非日常のコントラストが最高でした。

会社を午後半休して羽田から稚内空港へ

会社をお昼の定時に退社して13:20の便に乗るために羽田にバスで向かいます。
ギリギリ間に合うのですがお昼は食べられないので、空港でカレーを頂きます。食べている間に搭乗が始まってしまって急いて食べました。基本余裕をもって行程を作るのでこんなにあわただしいことはあまりないのですが、金曜日のうちに稚内まで飛べるのは大きいです。

ANA稚内便

稚内便はボーディングブリッジを使わせてもらえずバスで搭乗です。ローカル路線は入り口に近いゲートなどは使わせてもらえないのでしょうか?

雲海の利尻富士

稚内までは2時間弱のフライト。着陸態勢に入った後、利尻富士が雲海の上に浮かんでいてテンションが上がります。

定時に稚内空港に着陸。レンタカーを借りて稚内市内に向かいます。この日の宿は稚内市内から小一時間くらいかかる位置にある豊富温泉で、どこかに一つ寄れます。この日のうち稚内での最大級の目的地、宗谷岬に寄ろうかとも思ったのですが、やはり余裕のない時間に行くべきではないので翌日に回して、稚内市北方記念館を訪れることにしました。

稚内市北方記念館を見学

稚内駅の西側の丘陵地は稚内公園として整備されていてその一角にあります。

そびえたつ開基百年記念塔

すでに250m登ったところに建物があるのですが、開基百年記念塔と称するタワーがそびえたっています。そこには70mのエレベーターを登ったところに展望台があるので、受付で入場料400円を支払いまずは展望台に行ってみました。

展望台からの利尻富士

雲が多くて利尻島は何とか見られましたが、礼文島は見られません。飛行機の中でも見られた利尻島は利尻富士といわれる形のいい山。

展望台からの稚内市街

逆側はとても見晴らしがよく稚内市街が一望できます。多少の展示があるのでそれを眺めて階下に降ります。

稚内市北方記念館入口

本格的な展示は一階二階です。まずは間宮林蔵。樺太が島であることを確かめる冒険に出た拠点は稚内で、測量した地図やデータなどが詳しく展示されています。

稚内市北方記念館宗谷の寝棺

江戸末期に北方警備に来た武士たちも稚内の寒さは相当厳しかったようで何人も亡くなったとのこと。上の写真は何とか寒さをしのごうと武士たちが工夫をした「宗谷の寝棺」と称するもの。ベッドというかこの箱の中で何とか寝られることができたそう。クマの毛皮は結構ごわごわしていてそんなに気持ちよくはなかったです。

稚内市北方記念館現代の展示

個人的には二階の樺太の暮らしと稚内の近代の展示が面白かったです。日露戦争で北緯50度以南が日本領となりその玄関口として栄えた稚内。戦前の賑わいがしのばれます。

念願の生ウニを食す

稚内に来たら是非食べたいと思っていた生ウニ。北方記念館を出たのが16時半ころで、目を付けていたお店の17時の開店にちょうどいい時間です。

生ウニを食べた食堂・うろこ亭

来たのは稚内駅から少し南に行った位置にある「うろこ亭」です。5分前に着くともう2組待っていました。

ミニ生ウニ・イクラ丼

開店と同時に案内されて悩みぬいた末に注文したのは「ミニムラサキウニ・イクラ丼」です。ずばりウニ丼を頼みたいところですが小食の身としては、せっかくのウニが最後までおいしく食べられない恐れがあるので自重してこちらを選択。

そしてものの三分くらいで出てきたのがこちら。すこし醤油を垂らしてごはんと一緒に食べるウニはやはり最高。これで30gとのことですが、このくらいで充分です。イクラも新鮮でプチプチしていておいしかったです。

この日の宿の豊富温泉川島旅館へ

すべきことは済んだのでこの日の宿の川島旅館に向かいます。豊富温泉は日本最北の温泉郷と称される温泉街で、石油掘削の際に発見された温泉。

まっすぐ行けば45分くらいの距離なのですが、少し遠回りをして日本海沿いの道道106号「オロロンライン」を使いました。利尻富士方面に沈むきれいな夕日がみられないものかと選択。

オロロンラインからの利尻富士

この道からみた利尻富士もキレイ。飛行機から、展望台からと三様の利尻山を眺めることができました。残念ながらこの日は雲が多く夕日は見られませんでした。

それにしてもこの道、右手には日本海、左手には風力発電の風車がずらりと並ぶ日本離れした道でした。しかも交通量は極端に少なく、金曜日の夕方でほとんどすれ違う車もなし。絶景の中のやや心細いドライブとなりました。

豊富温泉川島旅館宿泊記|天然オイルバスのあるモダンな宿

豊富温泉川島旅館については別に記事を書きましたので上記リンクからご覧ください。石油のにおいがガツンと来る天然オイルバスが特徴の宿ですが、建物も瀟洒で全体的におしゃれな好印象の宿でした。

まとめ

  • 午前中仕事をして午後は北の果てという日常・非日常のギャップは楽しい
  • 稚内の生ウニは評判通り最高
  • 稚内市北方記念館で稚内と樺太の歴史を学び先人の苦労を偲ぶ/li>
  • 雲海・展望台・観光道路からの三様の利尻富士が美しい
  • 稚内から日本海側を巡るオロロンラインは絶景ドライブ

午前中は東京であくせく仕事をしていたのですが、午後には北の最果てで生ウニと絶景を堪能するという対照的な一日となりました。午前中は現実感がないくらいだったのですが、一気に旅モードに入っていきました。この後も長い旅が続きますので追って投稿します。

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