乳頭温泉で日帰り入浴を楽しみ、この日の宿は休暇村岩手網張温泉。ファミリーの多いリゾートホテルですが、網張五湯と標榜している湯めぐりが楽しめる、温泉好きの方を満足させられる宿を紹介します。
人気の乳頭温泉は二週間程度前の予約では一人で泊まれる宿はありません。田沢湖周辺でも泊れたのですが、以前立ち寄り湯で行ってよかった網張温泉に決定。乳頭温泉郷からは一時間ほどありますが楽しみにしていました。

楽天で予約したのですが割引があったようで一人でも一泊17,820円。リゾートホテルのツインのシングルユーズで二食付きですから充分安いといえるでしょう。
秋田方面からでは国道46号線から県道で行くのですが、最後のほうは結構な山道で運転に難儀しました。雪のない季節でまだよかったのですが、冬は注意したほうがいいかも。宿にはまだ明るい16時過ぎに到着です。
| 温泉宿諸元表 | ||
|---|---|---|
| 項目 | 内容 | コメント |
| 泉質 | 硫黄泉の単純温泉(pH4.1) 源泉温度73℃の源泉かけ流し |
湯の花がちらりほらり 岩手山を登った2km先の源泉から引き湯 |
| お風呂の種類 | 大釈の湯/白泉の湯/薬師の湯 冬季閉鎖:仙女の湯(混浴)/鹿追足湯 |
仙女の湯は宿目玉の混浴野天風呂 湯浴み着OKで貸し出しもあります |
| 今回の料金 | 17,820円(ツインシングルユース) | 割引価格でリゾートホテルにしては安いといっていいでしょう |
| アクセス | 東北自動車道滝沢ICから約35分 | 終盤はかなりの山道になります、冬は雪対策が必要 |
| 部屋の特記事項 | リゾートホテルのツイン仕様 | 湯治部屋で慣れていると贅沢で落ち着かないです… |
| こんな人におすすめ | 家族・カップル | 一人客でも支障はありませんがやはり家族向け |
網張五湯
宿の敷地内に5つのお風呂があります。源泉はすべて一緒で2km離れた岩手山の旧火口から引き込んでいます。pH4.1の硫黄泉でほぼ無色透明で少しの硫黄臭。湯の花がちらりほらりと浮いています。お風呂内部の写真はありませんので公式サイトの温泉のページをリンクしておきます。以下5つのお風呂を紹介します。
大釈の湯
西館客室の一階にある宿泊者向けのメインのお風呂といっていいでしょう。

こちらが入り口でリアルタイムで湯温が表示されています。内湯は十分に広くて利用人数50人とのこと。シャンプー類はもちろん完備で人も多かったです。
露天は見晴らしがよくて気分いいです。この日は星もキレイでぬるめのお湯で長居しました。すぐ隣はスキー場でリフトの建物もすぐ。
白泉の湯
東館にある内湯のみのお風呂です。こちらにも湯温の表示がありますね。こだわりなのでしょうか。

全体が木目調で作られていて落ち着いた雰囲気です。部屋から遠い位置にありましたが一度だけ入りました。
薬師の湯
こちらはホテルの建屋から徒歩5分歩いたビジターセンターの隣にある日帰り客向けなのですが宿泊客も無料で入ることができます。

途中は湯の沢大橋というつり橋があったりで散策も楽しめます。宿泊者の受付は18時までなのですが、洗濯などあれやこれやする必要がありようやく17時半ころ本館をでました。

こちらが受付で、土曜日ということもあり日帰り客で混雑していました。夕方遅くなりかなり冷えてきたので帰り道の湯冷めが怖くて入浴は自重しました。
秘湯・仙女の湯/鹿追足湯
このほかにこの宿の目玉ともいえる「秘湯・仙女の湯」というのもあります。ホテルから森の中を7分歩いた先にある野天風呂で、滝の流れる沢沿いの森の中でほかのお風呂とは別世界とのこと。
残念ながら営業は5月中旬からで訪問時は閉鎖中でした。10年以上まえに立ち寄り湯で一度入ったことがありますが、虫の多い時期で頭の周りをぶんぶん飛び回られて、とてものんびり入れる状況ではなかった覚えがあります。虫の少ない時期にリベンジもしたいのですが何かと縁がないお風呂ですね。
鹿追足湯というのは薬師の湯に行く途中にある足湯なのですが、こちらも冬季閉鎖ということでお湯がありませんでした。
食事
朝夕ともにビュッフェスタイルです。

夜の一巡目がこちら。その場で焼いてくれるオージービーフのステーキがおいしい。一番人気で焼き終わるのを待ち構えている人たちがいました。

そして二巡目は和テイスト。撮り忘れたのですが、その場で握ってくれる「おにぎり」がおいしかった。鮭やおかかなど具材も好きなように選んで握ってもらえます。そのほかひっつみなどの郷土料理もあり趣向が凝らされています。

朝食はこのとおり。小食の身としてはビュッフェはたくさんの品目が食べられて栄養的にも良好か。
ただ、ファミリーの多い中一人でバイキングというのはやはりさみしい。ほかにも一人客はいたようでしたが、リゾートホテルのこの形態は秘湯宿とは違った趣で慣れない感じで落ち着きません。
部屋設備
ツインのシングルユースなので部屋は広くて快適です。

アメニティやwifiなど一般的な設備も申し分なし。前日の松川温泉もツインの部屋でしたし今回は贅沢旅行の感があります。

面白かったのがこのハンモック部屋。入口はマンガコーナーだったので読みながら少し揺られてみると気分良し。お風呂に行くときの通路にあたるのですが、後で来た時もいくつか埋まっていて人気のようです。

重宝したのがコインランドリー。荷物はミニマムを心がけていて、替えは下着だけ。ズボンもシャツもフリースも二日間着の身着のままだったのですが、まとめて洗うことができました。
温泉帰りの盛岡駅でじゃじゃ麺
翌日は東京に戻ります。旅の締めはエキナカの名店「白龍」のじゃじゃ麺です。岩手の温泉に行くことが多いのでよく食べるので紹介します。
いつも混雑しているのですが、開店の11時めがけていって、一巡目でいただくことができました。
ちなみに麺をゆでるのに13分かかるので、二巡目となると20分ほど待たされます。いつも列ができているので開店の11時めがけていくことをお勧めします。

いつも頼む小じゃじゃ麺でこのくらいです。メニューには普通のラーメン一杯分の分量。じゃじゃ麺は食べ方を習熟してこそおいしく頂けると考えています。お酢、ニンニク、しょうが、ラー油など好みで追加するのですが、もう10回は来たので自分の中ではニンニク多め、そのほかは少しずつ追加して味を変化させて楽しむというルーティーンができています。

そして少し面を残した後に卵を入れて溶いて「お湯少なめでちーたんお願いします」と厨房にいってできる「ちーたんたん」がこちら。じゃじゃ麺の具材の残りベースにした卵スープです。
これを飲まないと盛岡に来た気がしません。常連さんらしき人が「お湯少なめ」と言っていたのを真似をしたらよりおいしく頂けたので、それ以来忘れずにお湯少なめにしています。
ちなみに箸を必ず添えるよう言われます。他のお客さんのものと間違えると大変なことになるからでしょうか。
まとめ・その後の行程
網張温泉はリゾートホテルでとても快適なうえに、敷地内で湯めぐりも楽しめる温泉好きでも満足できる宿でした。ただし、個人的にはリゾートホテルの一人泊は落ち着かないかな?という印象です。
充分満足してあとは「はやぶさ」で東京に戻ります。普通の土日というのに金曜日に有休を頂いただけで三泊四日の充実した湯めぐり旅を堪能することができました。今度は早めに計画して乳頭温泉のどこかに泊まりたいと考えています。

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