多彩なお風呂で至福の湯めぐりを|定宿岩手花巻・大沢温泉の紹介

大沢の湯 東北

サイトリニューアルの温泉関連の記事、まずは定宿の大沢温泉お風呂編から始めたいと思います。本当に毎月行きたいくらいに思っているのですが、最近はとみに予約が取りづらく残念です。

泉質/効能

源泉はひとつで、Ph9.0の無色透明。わずかながらの硫黄臭がありますが、ほとんど気にならない程度です。アルカリ性とろっとした肌触りはとても心地いいです。源泉は51℃くらいということで基本かけ流しなのですが、以前レジオネラ菌の検出があり若干の消毒をいれているとのこと。「塩素臭がする」という口コミを見たことがありますが、自身としては気になったことはないです。鈍感なだけかもしれませんが…
熱めのお湯なうえに、保温性がよいのか入るとぽかぽかです。冬の凍てつく寒さの中で入る露天風呂もまた乙なものです。

たくさんのお風呂

バラエティ豊かな以下のお風呂があります。

館内案内

・大沢の湯:湯治屋/露天風呂
・薬師の湯:湯治屋/内湯
・かわべの湯:湯治屋/女性専用露天風呂
・豊沢の湯:山水閣/窓を開放して半露天になります
・山水の湯:山水閣/内湯・露天両方で湯治屋宿泊者は入れません
・南部の湯:菊水館/内湯でしたが今は閉鎖中です
以下各々のお風呂について記述します。

大沢温泉の公式HPへ

なお、貼りつけた画像は10年くらい前の画像です。いまはどこのお風呂も撮影禁止で、撮影は自重しており、入口の写真ばかりです。内部の画像は上記URLの公式ホームページからご覧ください。

大沢の湯

なんといっても大沢温泉の象徴である大沢の湯をまず挙げなければなりません。
豊沢川に張り出したような位置にある混浴露天風呂で、川の景色を眺めながら何時間でも入れらるのではないかと思わされるお風呂です。
画像は別館の菊水館にわたる橋から撮ったものなのですが、ゆうても外から丸見え。女性専用時間帯も20時から一時間で設定されています。この時間は橋への出口は封鎖されているのでご安心くださいませ。ただし、この時間に集中しまいかなり混雑するので、朝にも設定してほしいというという口コミが投稿されていました。

大きな柱の根元から熱いお湯が沸きだしていて、それが源泉なのでしょうか?そのためか奥のほうは「あつめ」、手前は「ぬるめ」と掲示がありますが大きくは変わりません。だいたい43℃くらいで湯守されているようですが、「熱い!」という人もいます。せっけん・シャンプーなどはなくまさに入るだけです。

何回ともなく入ったので、川のよく見える位置や、寝湯のように楽しめる岩とか、いい場所を完全に把握しているので、移動しながらのんびり楽しみます。気がついたら30分くらいはあっという間。夜よりも朝の明るい時間が特に川の眺めが綺麗で好きです。
夜中0時から明け方5時までは閉まっています。多分毎週木曜日か金曜日の午前中は掃除の時間が設定されています。お湯を抜く様とか大きいお風呂なので高圧洗浄機で掃除をしている様を眺めていたこともありますが、古いお風呂ではあると思うので綺麗に維持して頂けるのはありがたいですね。

薬師の湯

湯治屋の一角を占めるモルタルづくりの「若葉荘」の階下にあります。男女別の内湯なのですが、タイル張りの昭和館あふれるレトロお風呂です。泉質はここが一番いいという意見があるのですが、申し訳ないですがそこまでの違いはわからないです。
あまり大きくないお風呂ですが根強い人気があって、後述の豊沢の湯より混んでいるのではないかと思うこともあります。
ボディソープとリンスインシャンプーが置かれているので、体を洗うときにはここに入ることもあります。ただし2つしかシャワーがないので待たされるようなこともありました。24時間ずっと入ることができますが、朝8時近辺は掃除の時間になります。

下の写真は手前側が女湯の入口です。

薬師の湯

かわべの湯

こちらは女性専用の露天風呂です。上の写真では奥の方の入口です。混浴の大沢の湯は丸見えでさすがに女性は入りにくいと言うことで設置されたのでしょうか?20年くらい前にできた新しいお風呂です。
もちろん筆者は入ったことはないわけですが、目隠しがあってお風呂も小さいので開放感はイマイチという評価をみたことがあります。こちらも洗う場所などはなく入るだけのお風呂です。

豊沢の湯

こちらは旅館部の山水閣のお風呂です。24時間開いていて湯治屋の宿泊客や日帰り入浴の方々でも入ることができます。高級旅館のゴージャスな風呂という感じでここしか入らないという人も多いかも。息子を連れていくとここしか入らないよう。もったいないな…

豊沢の湯

最初に大沢温泉自炊部に泊まったときは、こんな低価格(当時は一泊3000円程度)なのにこんなにいいお風呂入っていいのかな?と思ってしまいました。シャンプーやコンディショナーなども比較的高級な物が置かれていて差別化?が図られているか。
5月くらいのいい季節になると奥の窓が開放されて半露天風呂となります。大沢の湯ほどではないですが、なかなか気持ちいいです。ただし、アブの出る季節になると網戸が入ってしまうので少し残念です。

山水の湯

豊沢の湯の逆側にある山水閣のお風呂です。こちらは山水閣の宿泊者でないとはいれません。よりゴージャスなお風呂で、内湯とそこそこのサイズの露天風呂があります。シャンプーやリンスもより高級品だったような…

山水の湯

たしか湯治屋の食堂でとなりで食べていたご夫婦だったと思うのですが、
「あのホテルの方の山水の湯いいよね」
「ホテルに泊まっている人じゃないと入れないんじゃなかったっけ?」
「スリッパだけ履き替えたらわかんないから後で行こうか」
「いこいこ!」
という会話が聞こえてきて「おいおい」と思ったのですがその後本当に行ったのかは不明です。

家族風呂

また入口の写真だけで恐縮ですが、3つの家族風呂があり、貸切ではいることができます。残念ながら入ったことはありません。

南部の湯

豊沢川対岸にある別棟の菊水館にあったお風呂です。
2018年の大雨で、菊水館に直通する県道の橋の法面が崩落して通行できなくなり、菊水館が休止された際に残念ながら閉鎖されてしまいました。

南部の湯

在りし日の写真がありますので添付します。小ぶりの内湯ですが木のぬくもりのある雰囲気のいいお風呂でした。洗い場もシャワーもあり空いていて、愛用していたので本当に残念です。
菊水館はギャラリーとして復活したのですが、配管はもうダメになっているだろうしお風呂としての復活は厳しいことでしょう。

といった案配でお風呂の総合商社のような多様性があり、お湯は一緒なので例えば白濁硫黄泉がいいという要望にはこたえられませんが、レトロで安上がりがお好みの方、ゴージャスに贅沢をしたい方などそれぞれの好みに対応できるラインナップになっています。ひとつの宿泊場所で湯めぐりが楽しめるということが大沢温泉の魅力のひとつと思います。

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