高倉健さんを偲び増毛・雄冬へ|北海道縦断ひとり旅【三日目】

増毛の風待食堂 北海道

永年勤続休暇での北海道縦断ひとり旅三日目は、この度のテーマのひとつ高倉健さんを偲ぶを実践します。一番好きな映画「駅-Station-」の舞台となっている増毛・雄冬を訪問しました。

この日は長距離移動。まずは列車で旭川に出て、その後レンタカーを借りて、空知地方の長沼町まで走ります。しかもまっすぐ行くのではなく留萌・増毛を経由していくのでかなりの大移動です。

特急サロベツ2号で旭川へ

朝早くホテルを出て稚内駅へ。

稚内最北端の駅の碑

日本最北端の駅ということでこんなモニュメントがあります。すぐ横に日本最南端のJR九州西大山駅との交流の展示があり面白い。直線距離で1,800kmということですから日本って広いですよね。

稚内駅特急サロベツ

朝6:36初の特急サロベツ2号でまずは旭川に向かいます。日曜日でしたが乗車率20%程度。景色が良いといわれる抜海付近は残念ながら霧の中。

特急サロベツ車内

音威子府や名寄など途中下車したい駅がたくさんです。快適な特急列車の座席でしたが、もっと朝早くの鈍行に乗ってどこかに寄ればよかったかもしれないと思いました。しかし旭川までの三時間半は、いつも乗っている東京⇔京都よりも短く感じられるくらいでした。

高倉健さんをしのぶ旧増毛駅と雄冬

旭川でレンタカー借りて、ここからは車で移動します。

留萌で休憩

まずは西北西に向かい留萌に行きます。おすすめの道の駅があるということで寄りました。

留萌道の駅

確かに新しくてきれいな道の駅で、人も多かったです。ここでお土産を物色して、ホタテ串焼きなどを頂きます。

旧留萌駅舎

少し離れた位置にある三年前(2023年)に廃止になった旧留萌駅を訪問。昔は留萌本線と稚内方面に行く羽幌線の分岐駅で立派な駅舎です。

旧留萌駅ホーム

ホームにも行けたので写真を撮りましたが、兵どもが夢のあとという感じで哀愁漂います。

旧増毛駅周辺の見学とお昼

気を取り直してこの日一番の目的地増毛に向かいます。
街に入ってすぐに港町市場なるところがあり大混雑をしているので入ってみると様々な海の幸がいかにも新鮮でしかも安い。

増毛港町市場

向かいの休憩所でイートインもできるので、エビ汁とタコの握り三貫でお昼にしました。

増毛駅駅舎とホーム

いざ、増毛駅へ。高倉健さん主演の映画「駅-Station-」の舞台となった駅です。まず駅横の駐車場に車がたくさんでびっくり。観光地化していてすごく人が多いです。

増毛駅舎

こちらの駅舎とホームでのシーンも見覚えがあり感無量です。
駅舎は休憩スペースになっていて、微妙にキレイすぎる感がありますがそれもご愛敬。

増毛駅舎内休憩所

館内は在りし日の留萌本線の写真がたくさん。留萌⇔増毛間は2016年に廃止されています。多分相当な赤字線だったと思うので長生きしたほうと思うのですが、乗れなかったことが残念でなりません。

増毛の風待食堂

向かいにある「風待食堂」高倉健さんがラーメンやかつ丼を注文しているシーンが思い出され館内の映画「駅-Station-」のたくさんの写真にしびれてしまいました。観光案内所となっているので、一般の人々も訪れているよう。ぜひ何かお土産を買っていきたいと思い「増毛駅」の復刻きっぷを買いました。

増毛風待食堂内部

ここからは遠回りになりますが、日本側をひた走り雄冬を経由して空知地方に向かいます。

雄冬について

こちらも映画「駅-Station-」で知った土地です。高倉健さんの演じる主人公の出身地でした。昭和50年代くらいまで、船でしか行けない陸の孤島で、風の強い日は欠航となるので、増毛で足止めされることも多かったよう。そんなわけで増毛にあるのも「風待食堂」なのですね。

雄冬海岸線

山がそのまま落ちたような地形で、長いトンネルばかりでした。これはさすがに道路を通すのは難儀だなと思わされます。
雄冬に着いたのですが記念碑と展望台があるくらいでした。体力と時間を気にして登らず撮るべきものがなかったのは残念。とはいえ、趣のある印象深い集落でした。

三笠鉄道村でノスタルジーに浸る

だいぶ運転がしんどくなってきたのですがもうひと踏ん張りです。三笠には時間があれば寄りたいとおもっていたのですが、なんとか一つくらいなら資料館に寄れそう。石炭博物館と比べて悩んだのですが、翌日の夕張でも石炭系の博物館に行く予定なので三笠鉄道記念館を選択しました。

三笠鉄道村SL

駐車場に車をとめて建物に向かう前にSLがお出迎え。工場内で走っていたSLだそうで、乗車体験だけでなく運転体験もできるそう。登録料15,000円で一回7,000円で体験できる11回目以上は割引になるという繰り返し来る人向けの価格設定でした。
料金530円を支払って鉄道記念館展示室へ。日曜日でしたが、閉館一時間前くらいだったので人は少なかったです。

三笠鉄道村展示

こちらは入ってすぐにある蒸気機関の模型。そのほか館内は北海道の鉄道史にかかわる展示物がたくさん。

三笠鉄道資料館図書

二階の図書室があるのですが、古い時刻表や鉄道関連の雑誌などたくさん。正直時間が許せば何時間でもいられると思います。

三笠鉄道村キハ22

最後に屋外の展示車両を見学。子供のころ両親の田舎に帰った時に乗ったことがあるキハ22。ただし、保存状態があまりよくなくて痛ましい。

一通り見学したのですが、特に展示室の資料や図書室の本はもっと時間をかけて見たかったで残念。なかなか気軽の来られる場所ではないですが、今回見送った三笠市立博物館にも行きたいので再訪したいところです。

ながぬま温泉に宿泊

この日の宿は札幌近郊の長沼町にあるながぬま温泉です。頑張って走って18時ころ着きました。すっかりくたくたで夕食を食べに行く余裕がなく温泉の軽食コーナーのおそばで済ませました。

ながぬま温泉宿泊記|札幌近郊で源泉かけ流しの温泉は大混雑

こちらの温泉の宿泊記については上記リンクからご覧ください。どちらかというとスーパー銭湯が宿泊もしているくらいの施設でしたが、札幌から一時間程度で来られるのでかなりの人気で人が多かったです。車で気軽で来られる位置に本格的な源泉掛け流しの温泉に入れるのですから道民のみなさんがうらやましい限りです。

まとめ

  • 宗谷本線で稚内から旭川へ、車窓を楽しむ
  • 「聖地」増毛はすっかり観光地も高倉健さんを偲ぶことができた
  • 陸の孤島、雄冬を訪問、厳しい地形を確認
  • 三笠鉄道村は展示車両が痛ましいがまた訪問したい

この日は稚内から列車とレンタカーでのロングランでした。特急サロベツの稚内から旭川までの距離が259km、そして旭川駅からいろいろ経由してながぬま温泉までの距離が257kmとかなりの距離の移動をこなしながら念願の増毛に行くことができてこの日も満足です。

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